NHKスペシャルで注目を浴びた長寿遺伝子

2011年6月12日放送のNHKスペシャル『あなたの寿命は延ばせる』で一躍世間に知られるようになった「レスベラトロール」。

ポロフェノールの一種であるレスベラトロールを摂取することで、生命体が飢餓対策として獲得した"サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)"を活性化させ、「老化を遅らせることができる=寿命が延ばせる」というもの。

この放送をうけ、『いつまでも健康で若々しく長生きしたい!』という多くの人々がレスベラトロール含有のサプリメントに飛びつきました。

ところが、NHKスペシャル3ヶ月後の英科学史「Nature」にてUniversity College Londonの研究チームにより、次の内容の論文が発表されました。

「サーチュイン遺伝子には、寿命を伸ばす効果はない」

なんと、サーチュインレベルだけを厳密に操作した実験にて、「寿命延長にサーチュイン遺伝子は関与していない」という結論に達しています。

また、サーチュイン遺伝子を発見したこの研究の第一人者、米マサチューセッツ工科大学のレオナード・ガランテ氏自身も、過去の実験に不備があったことを「Nature」にて正式に認めました。

つまり、過去の実験での長寿作用には別の要因があり、見過ごされていたというわけです。

長寿やアンチエイジングに効果はないの?

では、「レスベラトロール」には長寿効果やアンチエイジング効果は期待できないのでしょうか?

NHKスペシャルの影響もあり、「レスベラトロール→長寿遺伝子活性化→老化遅延」というイメージが一人歩きしてしまいましたが、『そもそも老化とは?』の原点に戻る必要がありそうです。

私たちの身体は細胞膜に覆われた約60兆個の細胞で成り立っています。細胞を守る細胞膜は不飽和脂肪酸で構成されており、この不飽和脂肪酸は「酸化しやすい」という性質を持っています。

そのため、細胞膜は年月の経過と共に酸化していき、細胞自体の機能も衰えていきます。

老化 ≒ 酸化

その結果、代謝が悪くなったり、組織の柔軟性が失われたり、と様々な面で障害が発生します。ガンや生活習慣病の原因の一部も、この酸化による細胞の劣化によるものです。

このように、「老化」とは「酸化」とも言えるのです。

ここで、レスベラトロールに話を戻します。そもそもレスベラトロールは、「身体における酸化ストレスを無害化する働きに寄与する天然の抗酸化物質」であることを忘れてはなりません。

強力な抗酸化作用を持つレスベラトロールは、細胞を傷つける活性酸素を除去する働きが認められ、世界から一斉に注目を集めているのです。

また、レスベラトロールには高い血流促進作用により血管を若返らせる働きも持っています。肌や頭皮の血管に血流を行き渡らせることで、肌のシワ・たるみを抑えるアンチエイジング効果や、薄毛を防ぐと同時に発毛を促す効果も併せ持っている期待の天然物質なのです。

健康にも効果的なレスベラトロールの魅力

「フレンチ・パラドックス」という科学者を悩ます有名な現象があります。

フランス人は、他の先進諸国と比べて「飽和脂肪酸」を多く摂取しています。飽和脂肪酸は、バター・チーズなどの動物性脂肪に多く含まれており、この飽和脂肪酸を取り過ぎると総コロステロール濃度が上がり、心血管関連疾患を誘発すると言われています。

しかしながら、フランス人の心疾患による死亡率は他の先進諸国より相対的に低いのです。

そこで各国の科学者が目につけたのが、フランス人の消費量が世界一と言われている赤ワインです。そして、その赤ワインに含まれているキー成分がポリフェノールの一種「レスベラトロール」です。

フランス人は、赤ワインを飲むことで知らずと心疾患の予防となっていたわけです。

また、レスベラトロールには心血管関連疾患以外にも、動脈硬化・認知症(脳機能)・肥満(メタボリックシンドローム)・糖尿病・ED・AGA・放射能(放射線)障害などの予防・改善効果があると言われています。

レスベラトロールの副作用及び摂取量は?

さて、ここまでにご紹介したレスベラトロールの効果・効能をまとめると、

・ 老化遅延

・ アンチエイジング(若返り)

・ 健康促進

の3点に集約されます。天然物質であるレスベラトロールには副作用の報告もありませんので、できる限り積極的に摂取していきたいところです。

では、このレスベラトロールは一体どのように摂取していけばよいのでしょうか?

一部のメディアでは、『ブドウの果皮や落花生の種皮・赤ワインから摂取可能』とされています。確かにそうした情報は嘘ではありませんが、実際それらの食品に含まれるレスベラトロールはとても微量なものです。

現実的な話として、毎日ブドウや落花生の皮を食べまくるのは不可能ですし、毎日何本もワインボトルを開けるとなれば、今度は肝機能に悪影響が及び肝障害を引き起こす可能性が高まります。

理想とされる日々のレスベラトロール摂取量は100~200mgとの研究報告もありますので、やはりサプリメントからの摂取が望ましいでしょう。

サプリメントを通販で購入する際の注意点

レスベラトロールのサプリメントを購入する際にに注意したいことがあります。それは、『レスベラトロールそのものの含有量が明確に表示されている製品か?』という点です。

よくありがちな、『1粒でワインボトル○本分のレスベラトロール!』という表現には気をつけてください。「ワインボトル丸々○本分」と聞くと、十分過ぎる程のレスベラトロールを摂取できる気がしますが、ワインボトル1本に含まれるレスベラトロールは、わずか数mgがいいところです。

また、よく見かける成分表示方法として、「ブドウ抽出物○mg」や「ブドウ茎エキス○mg」がありますが、もちろんこれらは他の成分をも含んだ内容量ですので、レスベラトロール含有量のことではありません。実際のレスベラトロール含有量は、やはり数mg程度の製品がほとんどです。

これらの例のように、「レスベラトロール○mg/粒」と素直に表示しないのは理由があります。それは、サプリメント先進国のアメリカにて「レスベラトロールから十分な恩恵を受けるために必要な1日の推奨摂取量は100~200mg」と一般に認識されている事実があるからです。

レスベラトロール含有量がわずか数mg/粒のサプリメントだと推奨摂取量の10分の1にも満たないわけですから、アレコレ表現方法を工夫して実際の含有量を曖昧にする必要が出てきてしまうわけです。

一言に「レスベラトロールサプリメント」とはいっても、実際のレスベラトロール含有量はピンキリですので、「レスベラトロール○mg/粒」としっかり表記されているサプリメントを選択しなければなりません。

人気のオーガニックレスベラトロールとは?

ナチュラルレスベラトロール」は、筆者自身が実際に購入しているサプリメントです。

レスベラトロールのサプリを服用するにあたって、国内・国外の製品を調べに調べた結果、最終的に選択したのが、このサプリメントです。

アメリカで推奨されている200mgのレスベラトロールを1粒に含有していることに加え、コストパフォーマンスが大変優れている点が購入の決め手になりました。

1万円以上購入で送料が無料となるので、3ボトルずつ約3ヶ月タームで定期購入して日々愛用しています。どのサプリメントにしようか悩んでいる方は、一度試してみる価値のある製品です。

※トランスレスベラトール(Trans-resveratrol)の「トランス」とは、分子構造の型です。レスベラトロールにはトランス型とシス型がありますが、研究や実験に使用されたり製品化されるのは熱力学的に安定しているトランス型のレスベラトールになります。

レスベラトロールサプリメント